乳腺外科
乳がん
しこり、痛み、乳頭からの分泌などの気になる症状を認める場合は、受診してご相談ください。
また、小さい病変は自覚症状を伴いことが多く、定期的な検診をお勧めします。
マンモグラフィー検査や超音波検査(エコー)を行い、必要があれば細胞診や針生検などの精密検査を行います。
その他の乳腺腫瘍
(線維腺腫、葉状腫瘍など)
多くは治療を必要とすることはありませんが、検診では精密検査へ回されることも多く、当院では必要に応じて定期的にフォローしていきます。精密検査の必要なものは、細胞診や針生検などを行います。
乳腺炎
乳房内への細菌感染を機に炎症を起こした状態です。抗生剤投与や状況により膿の排出を行います。
乳房が腫れたり、赤くなったりして痛みを伴うときはご相談ください。
乳腺症
ホルモンバランスの乱れによる乳腺の変化です。疼痛やしこりを認めることがあります。乳腺症自体は治療の必要なものではありませんが、乳がんとの鑑別が難しい時があり、精密検査を必要とすることがあります。
甲状腺
甲状腺腫瘍
甲状腺にできるしこりです。偶然見つかることも多いですが、大きなものは前頸部(首)が腫れてきます。悪性のものや良悪性の区別のつきにくいものは治療が必要になることがあります。超音波検査(エコー)を行い、必要に応じて細胞診などの検査を行います。
甲状腺機能異常
(バセドウ病、慢性甲状腺炎など)
免疫の異常や炎症などでホルモンの分泌きたす病気です。
機能亢進
代表的なものがバセドウ病です。代謝が活発になっており、常に走った後のような状態です。脈拍が早くなり、汗が多くなったりします。体重の変動や微熱などがみられることがあります。バセドウ病では眼球突出をきたすことがあります。
機能低下
機能亢進の逆の状態で、無気力や動作緩慢、疲れやすいなど症状をきたすことがあります。
採血や超音波検査(エコー)などで診断します。
内科
高血圧
ご自宅で測定した血圧で上(収縮期血圧)が135mmHg以上もしくは下(拡張期血圧)が85mmHg以上の方は高血圧とされます。
健診などでは測定した場合は、それぞれ140mmHg、90mmHg以上が高血圧になります。
高血圧は脳卒中などを引き起こす原因となります。
高血圧が続く場合はお薬が必要になります。
脂質異常症(高脂血症)
悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪が高い場合や、善玉コレステロール(HDL)が低い状態のとき脂質異常症と診断されます。
この状態が続くと動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞につながっていく可能性があります。
食事運動療法で改善しなければ、お薬が必要になります。
糖尿病
血液中のブドウ糖が高くなる病気です。若い人に多いインスリンが出なくなるタイプと、生活習慣などが原因でインスリンの働きが悪くなる(出にくかったり、効きにくくなったり)タイプがあります。進行すると透析になったり、失明したり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因となったりします。
生活習慣が原因のタイプの治療は、生活習慣の改善を図り、必要に応じて薬物療法(内服、注射)へ移行していきます。
アレルギー検査
くしゃみ・鼻水などの鼻炎症状がよくある方、蕁麻疹が出たことがある方などはアレルギーによる症状が考えられます。
当院では血液検査による39種類のアレルゲン検査が可能です。
(金属アレルギーなどのパッチテストなどは行っておりません)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠中に10秒以上の呼吸が停止(無呼吸)が5回以上繰り返される病気です。主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感が無い、起床時の頭痛などの症状があります。また生活習慣病と密接に関係しており、それらの生活習慣病の治療が不可欠で、この病気特有の眠気は交通事故を起こす危険性もあり、早期に適切な治療をすることが大切です。
上記の症状の自覚のある方は、一度検査することをお勧めします。
当院では簡易検査、精密検査後、治療が必要な場合は治療機器を貸出しいたします。